10.3969/j.issn.1007-5070.2018.22.007
『道草』の発表について
夏目漱石の『道草』は、大正四年六月三日から九月十四日まで『東京朝日新聞』と『大阪朝日新聞』に連載された.大正三年発表の『こゝろ』に続く小説で、未完の大作『明暗』を遺して夏目漱石が満五十歳で世を去るおよそ一年前の作品ということになる.本論文は発表当時の「東京朝日新聞」と「大阪朝日新聞」を調べた上で、『道草』の発表について、検討してみたい.
『道草』の発表、二つの新聞連載の違い、新聞予告
I313.074;I106;I054
2018-10-08(万方平台首次上网日期,不代表论文的发表时间)
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